やっと桜咲く。
昨夜は小雨に雷が鳴っていた。
皐月晴れには程遠い日。
腰を捻って少しぎっくり腰気味で、冴えない誕生日を迎える。
腰曲げて自転車漕いで出勤する。
友人の小杉山氏とともに昨年亡くなった八木保次・伸子
さん追悼展の準備に入る。
おふたりが相次いで亡くなってもう一年が過ぎる。
生前の記憶とともに、私達が所有しているおふたりの作品
をせめても一年に一回は展示して、ふたりの遺された色彩を
札幌の春の光の中で見よう、と小杉山氏と決めたのだ。
一昨日に記した吉増・羽生対談、早速吉増さんから手紙が届く。
あの大草稿は5月17日から小樽文学館「瀧口修造展」へ。
そして18日には吉増さんの講演会も予定されているようだ。
シュールレアリズムの先駆者として優れた実践者であった
瀧口修造の知られざる小樽時代を検証するこの展覧会は、吉増
さんたちのここ2,3年の努力によって発掘されたものである。
小樽を皮切りに全国の文学館・美術館を巡回する。
18日には沖縄の与那覇幹夫さんが小熊秀雄賞受賞で旭川に
見え、同じ18日には吉増さんの来樽となる。
どこかでみんな一度に合流という事もあるかも知れない。
吉増さんと与那覇さんはもう旧知の仲なのだから・・。
そんな事を考えていたら、大分腰が伸びて痛みが消えた。
*八木保次・伸子追悼展ー5月15日(水)-25日(土)
am11時ーpm7時・月曜定休。
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011-737-5503