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テンポラリー通信

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2013年 04月 04日

連鎖反応ー風の翳・卯月(2)

九州の阿部守さんの事を書いたら、今度はニューヨークの中岡りえ
さんからも反応がある。
私も隠れフアンなの、とメール。
山田航の展示に参加したかったという。
これではまた形を変えて、「さよならバグ・チルドレンをめぐる変奏」展
第二弾を企画せねばならないね・・。
今度は意図的に年齢を上げて、ある世代以上の見方を作品化して
みようか知らん。
この歌集がそうした同時代としての幅広いキャパを保っている事は、
もっと注目されても良い事である。

ぽつり、ぽつりと、搬出に人が来て次第に作品が散ってゆく。
まだ藤谷康晴さんの老狼の眼の作品と野上裕之さんの仮面の作品
が正面に在る。
この日夕陽が赤くこれらの作品に射し、なんとも濃い空間となっていた。
ちょうど搬出に来た中嶋さんと山田さんが仮面を外し、山田さんが被っ
てその様子を中嶋さんが撮影していた。
夕陽が面に照り山田さんと仮面が一体化して夕陽の中にいた。
ちょうど吉増剛造さんから送られた朗読のカセットテープを聞く為に、
久し振りにカセットテープモードに装置を換えていて、この時は
森田童子の歌曲が流れていた。
妙に森田童子の声と曲が夕陽の仮面と合っていたのだ。

  貴意に沿ひかねる結果となりますがわたしはこの世で生きてゆきます

仮面と森田童子の透明な声は不思議にコラボしていた。

昨夜久野志乃さんが搬出に来る。
今月中旬にスペインの友人が来るという。
一緒にスペインで展示をした人という。
久野さんが昨年スペインに旅立つ前、ここで制作した青の大作がある。
まだ完成後日本では発表されていないので、是非ここでスペインの友人
とともに完成展をしては、と話が進む。
赤土の大地の国から来る人を緑の運河エルムゾーンを案内し、併せて
札幌での展示が実現すれば良いなあと思う。
久野さんの青の大作もひとつの転換となった作品である。
滞在制作したこの場所で、あらためて完成作品を見てみたい。

そして5月の大木裕之「メイ」展10年目を迎えたい。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2013-04-04 12:32 | Comments(0)


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