尾道の野上裕之さん、帯広のウメダマサノリさんの作品が届き
ほぼ全作品が揃う。
昨日展示は気持ち良く進み、中嶋幸治さん、藤谷康晴さん、森
美千代さん、森本めぐみさん、山田航さんが来てそれぞれの作品
の展示をする。
屋根の雪下ろし中に転落怪我をした河田雅文さんも杖をつきなが
ら顔を出す。
今回作品は遅れるが会期中に出品の気持が伝えられる。
某文化財団賞受賞記念展と会期が重なった久野志乃さんとともに
遅れて明日以降に作品が並ぶことだろう。
一首の短歌に触発されて出来たそれぞれの作品には、それぞれの
遠い処を見詰める視線が在る。
人とは実に社会的人間関係に生きながら、同時に遠くを見詰める
生き物でもある。
その遠い視線が山田航の一首の言葉によって形象化されている。
その紡ぎだし方が作者の生き方を彷彿とさせ、これらはみな作者の
人生そのものの結晶のように彩を放っている。
一点ずつ明日以降その作品を逍遥してみたい。
*山田航歌集「さよなら バグ・チルドレンをめぐる変奏」展ー3月16日(土)
-31日(日)am11時ーpm7時:月曜定休。
:野上裕之(彫刻)・中嶋幸治(造形)・佐々木恒雄(絵画)・アキタヒデキ・
(写真+文)・藤倉翼(写真)・森本めぐみ(造形)・藤谷康晴(絵画)・メタ
佐藤(写真)・ウメダマサノリ・(造形)・森美千代(書)・竹本英樹(写真)
・高臣大介(ガラス)+及川恒平(ソング)
*3月23日鼎談:田中綾×山田航×及川恒平ー午後5時~
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
tel/fax011-737-5503