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テンポラリー通信

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2013年 01月 22日

ふたりのフーガーイシカル・1月(11)

北関東に隕石の火の玉が落ちたと東京の石田尚志氏より
メールが届く。
と同時に静岡・三島の大岡信ことば館より吉増さんの大草稿
到着に驚くとの内容だ。
途方もない宇宙のようだ、と手にした大草稿を目の前にして
石田さんが興奮している。
あと一ヵ月程して今度は岩手・北上にこの大草稿は移動し、
さらにまた石田さんのアトリエへ。
こうしてこの一年間石田さんアトリエを中継地点にして全国
各地を移動しながら、その間草稿の数は増えてゆく事になる。
まさしく流星のように世界を駆け巡りながら、その質量を増幅
させてゆく事になる。
その間石田尚志はこの草稿の大束を素材として、いかなる
作品に仕上げてゆくのだろうか。
鈴木余位さんとの共同作業で天才石田尚志の燃えるような
創造魂に火が点いていくだろう。
これは吉増草稿を主音にしながら、石田の声部が追いかけるよう
に自由に模倣しからみつく「フーガの技法」のような展開になるに
相違ない。
絵画とも詩とも音楽ともそのすべてとも言えるような、途方もない
作品のその発進が始ったのだ。

石田さん、これはあなたの2001年の傑作作品「フーガの技法」の
もうひとつの再来となるでしょう。
否、それ以上にトータルな凄い仕事となりますね。
沖縄ー夕張ー石狩ーカナダー東京と循環する石田さんのこれまで
の総括も含めて・・。
年末、この草稿の本拠地で心して待っております。

*高臣大介ガラス展「あふれでる。」-1月29日(火)-2月3日(日)
 am11時ーpm7時。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2013-01-22 12:42 | Comments(0)


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