北関東に隕石の火の玉が落ちたと東京の石田尚志氏より
メールが届く。
と同時に静岡・三島の大岡信ことば館より吉増さんの大草稿
到着に驚くとの内容だ。
途方もない宇宙のようだ、と手にした大草稿を目の前にして
石田さんが興奮している。
あと一ヵ月程して今度は岩手・北上にこの大草稿は移動し、
さらにまた石田さんのアトリエへ。
こうしてこの一年間石田さんアトリエを中継地点にして全国
各地を移動しながら、その間草稿の数は増えてゆく事になる。
まさしく流星のように世界を駆け巡りながら、その質量を増幅
させてゆく事になる。
その間石田尚志はこの草稿の大束を素材として、いかなる
作品に仕上げてゆくのだろうか。
鈴木余位さんとの共同作業で天才石田尚志の燃えるような
創造魂に火が点いていくだろう。
これは吉増草稿を主音にしながら、石田の声部が追いかけるよう
に自由に模倣しからみつく「フーガの技法」のような展開になるに
相違ない。
絵画とも詩とも音楽ともそのすべてとも言えるような、途方もない
作品のその発進が始ったのだ。
石田さん、これはあなたの2001年の傑作作品「フーガの技法」の
もうひとつの再来となるでしょう。
否、それ以上にトータルな凄い仕事となりますね。
沖縄ー夕張ー石狩ーカナダー東京と循環する石田さんのこれまで
の総括も含めて・・。
年末、この草稿の本拠地で心して待っております。
*高臣大介ガラス展「あふれでる。」-1月29日(火)-2月3日(日)
am11時ーpm7時。
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
tel/fax011-737-5503