猛暑が続いて、バテる。
この2日間急に熱波が襲ってきた感じで、体が追いつかない。
今日は雨上がりで気温も下がり、体力回復。
快調に自転車を飛ばす。
濡れた路面にタイヤも吸い付くようで、気持が良い。
車道の左端を走るのだが、下水溝が穴を開け一時駐車の車が
居たりと気が抜けない。
特にタクシーが来ると、道傍に寄って来るので怖い時がある。
それでも路面は車道の方が滑らかで走り易い。
旧5号線を越えると、舗道が広く自転車道も整備されているので
一気に速度が上がる。
この道で気を付けないといけないのは、犬の散歩である。
長い鎖で自由に走り周っている時がある。
鎖が危ないのと、犬に懐かれてじゃれてこられる時がある。
最近はそうでもないが、一時はよく犬に絡まれた。
犬フェロモンを発していたのかも知れない。
Mさんがケイタイをスマートフォーンに変えたと見せてくれた。
メールと電話以外の多くの機能が付いていて、まだ充分に使い
こなせていないという。
動画も音質・画像共に良く、検索等の音声認知機能も付いている。
これはもう小さな万能パソコンだ。
打刻もタッチ操作で、起動も早い。
触りだすと次々に画面が変わり、夢中になるようだ。
先日東京のM大院生の中村絵美さんが来て、東京生活の便利
さを感嘆していた。
彼女は八雲の出身で、そこではそこなりに車で2,30分で大体の
用を足せる便利さを感じていたらしいが、東京ではもっと身近に
何でも揃っていて、超便利と話していた。
この便利の最たるものが、スマートフォーンのような気がする。
便利も過剰になると、疑問が生じる。
道具といより操作する機械に逆に支配されているような気がする。
自転車に乗って止む無く舗道を走っていると、怖いのはケイタイ
片手に歩いている人である。
目は手元の小さな盤面に集中しているから、前をほとんど見てい
ないのだ。
車にもカーナビのような便利な装置があって、画面で位置を表示
してくれる。
大変便利で苦労が少ないようだが、これも自らが地形や道を知る
自助努力を機械が肩代わりして、操作で済ませている結果である。
五感の延長で道具を操るのとは違い、五感を超えて機械を操作
し結果をいち早く得るというのは、何かが異なるような気がする。
目でチェックし指先で指示する。
五感が目と指に集約され過ぎるのだ。
自転車と自動車の相違もそこにある。
自転車は道具の範囲で、自動車は機械操作になるからだ。
この差異は今後益々開いてくるような気がする。
それは進歩ともいえるし、一方で五感のさらなる退化とも思われる。
便利も過剰である事は、必ずしも良い事とは思わない。
過剰なる便利は、欲望需要のインフラに短絡する。
だから小さな盤面に声で指令している様子は、どこか気持が悪い。
何とかちゃんにフェースタイムとか言ってるより、本当に会いに行った
方が良いではないか。
だって会う為の道具として、本来在るものでしょ。
*「記憶と現在」展ー8月31日(金)まで。am11時-PM7時。
月曜定休。24日(金)午後4時~福島泰樹月光の会
*秋田奈々写真展ー9月12日(水)-17日(月)
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
tel/fax011-737-5503