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テンポラリー通信

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2012年 07月 21日

少年・少女ー幻月・7月(16)

初日朝から多くの人が休みなく訪れる。
作家の人柄だろうか。
ここには珍しく年長者が多いのだが、みんな少年・少女のように
無邪気になって2階の吹き抜け廻廊ベンチに座り話し込んでいる。
長い人は30分以上も坐っている。
内なる少年・少女を解放させ、最初は怖いと言いながら馴れるに従い
ニコニコして小鳥のように囀っていた。
そしてなによりも作家自身が、嬉々として梯子を何度も上下し時には
奥の階段を案内して作品解説をしている。
その表情は春香山山麓での穴掘りをしている時と同じように輝いている。
その作家自身の昂揚が観客にも反映して、心を寛がせている。
夕刻陽射しが西から注がれてきた時、中橋さんが発見だと声をあげた。
中央に立つアクリル板の赤の部分に夕陽が金環食のように見えるのだ。
真っ赤な太陽だと、少し興奮気味に話し掛ける。
風も通り、光も透り、日が暮れてやがて黄昏が支配する。
晴天の日が続き、しばらくはこうした光のドラマが繰り広げられる事だろう。
そして「内包ー呼応する場」は、内包ー呼応する(少年・少女の)場としても
賑やかにあり続けるような気がする。

展示2日目、今日も晴れて人が切れ目なく・・・。

*中橋修展「内包ー呼応する場」-7月20日(金)-25日(水)am11時ー
 pm7時。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2012-07-21 15:05 | Comments(0)


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