空を巻くように時の軸をくるくるっと巻き上げて、円筒形に時間の空が収納されて
森本めぐみ展が終った。
「舟がくる」。
これは宇宙船だな。
時間空間を飛行するタイムカプセル。
作品には、そうした不思議な力がある。
最後は作者からも離れて、見る者の心の時空を飛翔する。
来月29日今村しずかさんのライブ会場で、このタイムカプセルが再び開かれる
時、作品はどんな表情を見せるのだろうか。
優れた作品にはそうした力がある。
先月の八木保次さん・伸子さんの作品。
そして6年ぶりに里帰りしたムラギシの作品。
それらもまたタイムカプセルのように、新鮮な表情を保って顕れたのだった。
<命月・6月>。死者を悼み、そう名付けた今月も今日で終る。
死者の記憶もまた時に、新鮮な表情を保つタイムカプセルである。
死者に背を支えられ、生者に肩を押されて6月の谷間を越えてきた。
そんな深い感謝の想いで、私もまた6月の空を巻く。
*藤谷康晴展「WILD BRIGHTNESS-幻視の狩人」-7月5日(木)-
15日(日)am11時ーpm7時:月曜定休。7月2,3,4日展示作業。
*中橋修展「内包ー呼応する場」-7月20日(金)-25日(水)
*今村しずかライブー7月29日(日)午後6時~1500円予約制。
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
tel/fax011-737-5503