収蔵品展「5月・明暗の季節」最終日。
瀬戸くん、山田さん、有山さんが来る。
弁当を買いみんなで遅い昼食。
すっかりこの近くの弁当屋フアンとなった観がある瀬戸くんである。
それから何という事のない話が、閉廊時間近くまで続いた。
高校時代釧路で村岸宏昭の遺作集を読み、ここへ来るようになった瀬戸くん。
同じ年齢ながら生前村岸と会う事なく、遺作集を読んで今に友情を感じている
山田航さん。
同じように生前会う事無く、遺作集所収のCDの村岸曲を愛し演奏している有山
さん。
思えば最終日に集まった人たちはみな、ムラギシに心惹かれる人たち
ばかりだった。
そして次回展示の四国の大木裕之さんもその村岸最後の地の人である。
2006年8月大木さんに会い、その後高知の鏡川で遭難死しているからだ。
その次回展示予定の高知の大木裕之さんから連絡ある。
来廊一週簡延びて、来週からの滞在制作となる。
「メイ」の撮影行も含めた映像作家大木裕之の久し振りの滞在個展である。
2003年の「オカクレ」以来だろうか。
その後2004年から「メイ」の制作が始り、2007年に水戸芸術館「マイクロポッ
プの時代」展で上映され、その際東京の映像作家石田尚志さんとともに招ばれ
3人の鼎談に参加した。
9年目を迎えた「メイ」の撮影が久し振りに初回の札幌に戻って滞在制作される。
5月の最終週に相応しい一週間となる。
今年の5月は、何か不思議な5月だ。
生と死の明暗が濃く、十年近い大木さんの作品「メイ」の最終章にも近付いて
いる。
私自身の誕生月でもありながら、今年ほど親しい人の死を意識した年もない。
なんらかの総括のような年なのかも知れない。
そんな時に大木裕之の「メイ」の9年目の滞在制作が始るのだ。
*収蔵品展「5月・明暗の季節」-5月27日(日)まで延長。
*大木裕之展「メイ」滞在制作ー5月29日(火)-6月3日(日)
*森本めぐみ展ー6月6日(水)-17日(日)
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