朝、競馬場横を走っていると警官に呼び止められた。
自転車の鍵をチェックされる。
車輪に固定式でないのが理由のようだ。
着脱式の鍵はハンドルにぶら下っている。
法規が変わったのだろうか。
それから自転車登録番号をケイタイで問い合わせ、解放された。
快晴の朝、気分良く快走していたので気持がよくない。
自転車の季節、深夜の無灯火、暴走を取り締まるのは大事だが、なにも
朝早くから自転車泥棒でもあるまい。
泥棒は深夜、目ぼしい自転車を目を付けて計画的に車でかっさらって
いくのだ。以前環状線沿いに軒並みやられて、私も知人も盗難にあって
いる。自転車置き場から目星を付け、これはというのをかっさらっていくの
だ。朝からのんびり乗り回している自転車泥棒などいる筈がない。
そう思うと、大変気分が良くない。
山内自転車奉行のお陰で、きちっと登録されていて助かったのである。
これが登録もしていなければ、まだまだ時間が拘束され尋問が続いた
筈である。
せっかくの好天気、青空微風の朝、郊外の快適な自転車ロードで検問と
は無粋である。
もっとそれ相応の時間と場所がある筈だ。
検問の直接理由である鍵も、いつから着脱式から固定式に変わったのか
一般に周知されていない。
Mさんからメールでエゾエンゴサクの写真が送られてくる。
季節は早くも福寿草の黄色、フキノトウの緑からエゾエンゴサクの青へと変
わりつつある。
やがて野にはニリンソウの白、キバナノアマナの黄色も咲き乱れるのだ。
八木保次・伸子さんの作品たちも、明るい陽射しにさまざまな色彩を見せて
いる。
さらに今週末K氏コレクシヨンが加わる予定である。
ここにも新たな作品が加わって、ふたりの色彩が春の野のように咲き乱れる
ことだろう。
*追悼・それぞれの八木保次・伸子展ー4月17日(火)ー29日(日)
am11時ーpm7時:月曜定休。
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
tel/fax011-737-5503