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テンポラリー通信

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2011年 12月 17日

吉増剛造来廊ー列々布(25)

やっと個展の主が来廊して、緊張の一瞬だった。
展示にはそれなりの自信はあったが、なによりも本人自身に満足して
頂けるかどうかである。
今回送られて来た銅板長尺4巻以外は、こちらの収蔵作品・資料である。
それで17年間の作家の基軸を構成する。
1994年「石狩河口/座ル」展から今回の「石狩河口/座ル ふたたび」展。
入るなり、早速写真を撮り出す。
銅板の彫痕が活き活きとしてると言う。
今までにない存在感と評した。
これで一気に緊張感が解けた。
さらに梯子を登り、2階から作品を見、17年前の草稿を眺めていた。
私の願いもこの一点に在った。
作者本人がこの梯子段を登り、見渡して貰うことである。
詩人の時の階(きざはし)が、身体を持つ。

待つ緊張、訪ねる緊張。
ふたつの緊張感が融けて、後は渓流のような時間が流れた。
展示に尽力してくれた河田雅文さんも紹介し、昨年暮吉増さんに出会った
久石くん、山田航さんも来て、和やかな時間が過ぎ日が暮れた。

*吉増剛造展「石狩河口/座ル ふたたび」-12月31日(土)まで。
 
 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2011-12-17 17:18 | Comments(0)


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