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2011年 12月 09日

夕張の豆と十勝のつくね芋ー烈々布(19)

昨日は、戴き物3連発。
久し振りにマルちゃんから電話が来て、これから行くと言う。
就職もしてすっかりスマートになり大人びたMさんは、もうマルちゃんと
いう感じでもなくなった。
故郷の十勝高島産の長芋を持って来てくれる。
以前に聞いた事のある特産品である。
つくね芋と呼ばれ、まるいげんこつのような形の粘りの強い芋という。
家から送ってきたから、といって届けてくれたのだ。
トロロ好きの自分には、なによりの品である。
そうこうしている内に、自転車の兄貴Yくんが18Lの灯油タンクを持参し
て、これお土産という。
近くのコンビニで灯油不足の時これに灯油を入れれば良いという。
以前灯油が切れて一日寒い思いをした事があった。
これがあれば急場をしのげる。そんな気持なのだろう。
優しい男である。灯油を貰ったのは初めてだ。
ふたりが来る前にM夫人が夕張のお豆の缶詰とレトルト食品を持って
来てくれた。
夕張で作っている豆の煮込みの缶詰で、トラ豆と大きな白い豆の甘露煮
である。
なんか食料と燃料を頂戴して、豊かな気持ちになった。
さしずめ場末の難民といった境遇なのかも知れない。
勿論差し入れだけにみんなが来た訳ではなく、充分に時間を掛けて
吉増剛造展を見ていったのである。
マルちゃんとYくんは、同じ職業の環境にいたことが分かり、かなり職人的
な専門領域の話で盛り上がっていた。
合鍵を製造する手仕事の話なので、接客よりも道具類が主体の話である。
ふたりの共通点は、ある時期内閉的に閉じ篭った時があった事である。
手の仕事は、そんな人見知りする閉じた世界を救ってくれたように思う。
初対面だったが旧知の仲のようになって、Yくんとマルちゃんの話が続いた。

今朝は新雪の後、日が射して眩しいほどの快晴である。
外からの反射光に銅版がぎらりと映えて美しい。
来週見える予定の作者の来廊が待ち遠しい。

*吉増剛造展「石狩河口/座ル ふたたび」-12月1日(木)-31日(土)
 am11時ーpm7時:月曜定休。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2011-12-09 12:36 | Comments(0)


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