テンポラリー通信

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2011年 10月 19日

小春日和ー秋冷秋水(4)

久し振りに青空が広がる。
競馬場の壁の蔦も紅が濃くなってきた。
陽光のあたる場所は深紅で、日陰はまだ緑が濃い。
そのグラデーシヨンの長い壁の周りを走る。
北方の琴似川の暗渠が顔を出す方向に、路面の亀裂が浮き上がっている。
自転車の車輪が揺れて、上下に振れる。
そこを過ぎると、北大構内のエルムトンネルの上の道に入り
サクシコトニ川沿いに曲線の道が続く。
縄文遺跡公園を過ぎ北側の獣医学部を過ぎると、
巨樹が何本か立っていて、その葉翳が路面を暗くする。
やがてもう一方のトンネルの口の脇に出て右折すると、
まもなくテンポラリースペースである。
南西部の円山脇から暗渠の川に沿って、卸売市場、競馬場、北大構内と
大きな敷地の縁沿いに、暗渠の川の上を走って来る。
その道自身が、川の流れのようでもある。

大きな作品が一点、小さな作品が数点と森本さんの制作が進んでいる。
某ブックコールセンターに勤務する時間を終えての制作である。
昨日は午後から来て、M夫人、Sくん、かりん舎のおふたり、その後切り絵
の佐藤氏夫妻、河田氏と会っていた。
先日、しばらく画廊訪問記を中断していたM氏が見える。
その後、昨日今日と画廊訪問記を再開したようだ。
その再開二日目の展評が、森本めぐみ展である。
好きな事は、好きに徹して続けて欲しい。
作家は創り続け、受け手は受け続ける事だと思う。

小春日和の穏やかな日。
風が流れ、日が射して、空気が透明である。
こんな日は歩くと足裏も透んで来る気がする。

*森本めぐみ滞在制作展「ものもつ子のこと」-10月12日(水)-30日(日)
 am11時ーpm7時:月曜定休。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2011-10-19 12:18 | Comments(0)


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