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2011年 09月 28日

お化け文字ー点と線(9)

昨日、急にパソコンの文字が毛の生えたようなお化け文字になり、四苦八苦。
いろいろ聞いて操作しても直らず。
その内夕方東京M美術館のOくんが来て、横浜出身の彼と港論を交わす。
前回来た時お貸しした、平岡正明「横浜的ー芸能都市創成論」の読後感を
聞く。横浜生まれでも知らない横浜を知って、参考になったという。
その後、居酒屋ゆかりへ向かう。
店主の宇田川洋さんは、OくんのK大学の先生の先生だそうだ。
店は混んでいて、宇田川さんとゆっくり話はできなかったが、美酒と
オホーツクの魚介類の美味に充分満足していたようだ。
横浜と札幌を結ぶ近代の港と都の回路をどこかで開き繋げたい、という思い
が私にはある。「赤い靴」の世界である。
ヨコハマの埠頭から船に乗って異人さんに連れられた女の子は、一説には
札幌の子と言われている。
事実関係はともかくとして、サッポロとヨコハマを繋いだ近代の回路を
思うのだ。野口雨情のこの歌詞に秘められた近代というミヤコとミナト。
明治以後のふたつの都市に開いた回路を思うのである。
横浜生まれのOくんとはその意味で、東京を経由しないヨコハマーサッポロ
の回路を創りたく思っていた。
幸い何故か北に惹かれているOくんは、11月にも再度来道し、友人のM
さんの個展のある1月にも来るというので、さらに交流を深めたいと思って
いる。

翌日の今日何度かパソコンを操作している内に、ぽっとお化け文字が
直る。何処でどうなっていたのか分からないが、一時はどうなる事かと
思っていた。
やれやれである。
明日藤谷康晴さんの搬出で、その為Oくんにも昨晩展示を見て頂いた。
今回の新作「CELL」12点連作を非常に高く評価してくれたのが、
嬉しかった。音楽を感じるという。

いい事もあれば、そうでない事もある。
次回予定の十勝の梅田さんの個展は、本人の都合で急に中止となる。
いろんな事情があり、それはそれで仕方がない。
今年は3・11の影響か、スムースに展示の予定が進まない。
それはそれで、ひとつの誠実さの顕れと思い諦めるしかない。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax-11-737-5503
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by kakiten | 2011-09-28 14:37 | Comments(0)


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