テンポラリー通信

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2011年 08月 26日

雨ですか・・-ドットの時代(6)

朝、晴れていたのに、いつのまにか雨。
どしゃ降りになる。
拙いなあ、洗濯物を干したまま出て来た。
天気予報には載っていなかったから。
この天気の変り目の早さは、もう秋の近い所為か。
昨日は訪れる人も無く、ひさしぶりに静かな無人の一日。
帰り際午後6時過ぎに、厚田の中川潤さんが来る。
この日最初で最後の訪問者。
アイヌ一万年祭を終え、平取町から石狩厚田へ帰ると、畑の豆が
全部駄目になっていたという。
狐か鼠にやられたらしい。
玉蜀黍は順調で、いろんな種類を植えているという。
ピーターコーン系の柔らかく甘い種類ではなく、さっぽろ8号?とかいう
固い実の種類もあるようだ。
自耕自足の縄文人のような生活をしている彼に、スイーツコーンは
似合わない。
それでもあつこちから、改修やら補修やら大工仕事の声が掛かり、
なかなか畑ひと筋の生活とはいかず、収穫も狐や鼠に捕られて苦労
しているようだが、その割には気楽そうである。
昔から、何とかなるさという生活スタイルなのだ。
京都のHATAOが来たよ、と言うと、おーっと言って会いたがっていた。
HATAOのカタログ本の原画撮影は彼の手によるものだ。
この本が今京都の個展では、何十部も売れたという話をすると、
中川さんの目が笑顔でより細くなった。
ある時期北海道を代表する登山家のひとりでもあり、同時に山岳写真の
ヴェテランでもあった。
その写真の腕をテンポラリースペースの記録として、数々のカタログ制作の
写真を撮ってもらった時代がある。
その代表的な冊子が、HATAOのカタログ本である。
一日早ければ、HATAOと一杯飲めたのになあと残念がる中川さんだった。

中川潤が撮影し、私が編集し、岡部昌生がデザインする。
それが、テンポラリースペースのある時期の制作スタッフの陣容だった。
時は移り、場所も変わり、人も去る。
しかしこの時の我々の仕事が今、京都の会場で評判を呼び数多く購入されて
いるというHATAO本人の話を、この日中川さんに伝える事ができて良かった
と思う。

*竹本英樹写真展「意識の素粒子」-8月18日(木)-9月8日(木)
 am11時ーpm7時:月曜定休。
*藤谷康晴展「覚醒庵」-9月13日(火)-25日(日)

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2011-08-26 12:31 | Comments(0)


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