今ドイツのハンブルグにいる谷口顕一郎クンことケンちやんからメール
(というよりは手紙という感じだな~)が届いた。今回裁判があり、ここを
閉鎖する状況、彼女から聞いた事そしてブログを読んだことについて
である。年齢も違い、今生きている場所も違うけれど、<魂は千里を走る>
という諺のようにまるで直ぐ傍にいるように、語りかけてくれます。
<ぼくにとって、そのことはただ一個人の人生の出来事ではなく、札幌に
起きたなにかおおきなムーブメントのようなものが終焉に向かっていく
風に思えています。・・・・やるせない、どうしようもない出来事。しかし
終焉という言葉は用いましたが、それと同時に長いものに対する句読点
的感慨もあります。2人でよく話したピリオドの話覚えていますか?
点を打つことで、物事にメリハリをつけ、より活性化させる話。今ハンブルグ
の街外れにあるコンテナの中で中森さんと過ごした・・・いや飲んだ日々を
思い出しています。勿論寂しさはありますが、なぜかそれよりもすうつと
した、あかるいものも感じています。なにかなあと考えてみると、長い間
、本当に長い間、中森さんがずつと背負ってきたもの(重いリユックサック)
を今ゆつくりとそっと地面におろしている、その瞬間を僕も少ないなりに
感じることができているのかな。だから終焉つて言葉じゃないね。・・・
最近のテンポラリー通信・・・全部読みました。前よりもとてもよみやすい、
ほんとに中森さんこうやつて思つてるんだろうなつて文章。硬い皮(トゲ)
がはがれて中身のほんとのピユアな部分がすっきりと僕には入ってきます。
11月29日の冬との対峙、僕の一番好きなやつです。>
引用長くなり申し訳ないが、メールというより手紙という気持ち
お分かり頂けると思う。なにかよく見て、知っているんだなあと
思います。重いリュックサックなんて何時そんなもの見ていたんだ
もう人が死んでしまったみたいじゃないか!と思います。
ここで一緒に闘ってきた親友の真の言葉と思い、励まされたので
公開いたします。俺もなにかあかるくなったぜ!
サンキュウ!ケンちやん。