テンポラリー通信

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2011年 01月 25日

心と体ー螺旋する時間(2)

休廊日にも出ていた所為か、寒気と吐き気に襲われる。
やはり疲れていたのか、寒気の所為か・・。
心の昂揚と体のバランスが崩れたのかも知れない。
28年を一気に心は走っても、体はガタガタかな。
川俣正さんとこうして私の生活の場で会うのは本当に28年振り。
他の場所で会ったのは、2,3回だろうか。
ただお互いの音信は切れ目なく繋がっていた気はする。
多分1983年以来の川俣資料も揃っている。
そして今回直接本人から初めて聞いた言葉。
”大体読んでますよ、ブログ、だから何を考えているか分かってるよ。”
嬉しかった反面緊張するなあ。
この拙文を、正木基さんが冷やかして言った<ハミガキブログ>。
そのように、ただ毎日歯を磨くように綴っているだけだから。
それでも一昨年暮、目黒美術館に行った時のブログを、もうパリへ帰国
していた川俣さんが、リヨンへの深夜急行列車の中で私の川俣展評を
読んで喜んでくれた話を正木さんから聞いた時は感動したものだ。
通信媒体の速さもあるが、変わらず繋がる人の心の内なる媒体に
感動したのだ。
その事を今回は直接本人から聞いた時、心はもう28年間を超えて
あるがまま今であった。
しかし心が突っ走った分だけ反動が来たのか、この北の場末の寒気は
現実に身に沁みるのである。

尾道に「i・NU」の作品が無事届いた野上裕之さんが今回の個展を
しみじみと振り返るようにブログに書いている。

 だからこれからは自由に、星を求められる

鳥の造型、犬(i・NU)の造型を通して彼が今回得た事を誠に素直に
<星>という言葉で語っている。
見えないもの、手元にはないもの、そこを人は求めて確信する。
その確信の結晶を時に作品と呼ぶのだ。
記憶の連続、螺旋する時間の捩子が今を巻く。
その心の結晶も時間の作品である。
それを決して追憶と呼んではならない。
それは今を裏付ける時間の土なのだから。

*川俣正アーカイブス「テトラハウス326」展ー1月30日(日)まで。
 am11時ーpm7時
*高臣大介ガラス展「雪調(ゆきしらべ)」-2月1日(火)-6日(日)

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax-011-737-5503
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by kakiten | 2011-01-25 12:08 | Comments(0)


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