テンポラリー通信

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2011年 01月 24日

遠い時間は螺旋し今という時を巻くー螺旋する時間(1)

休みの今日、昨日の片付けにギヤラリーに寄る。
昨日は朝から多忙。
朝早くデジタル切り換えで、新しいTVが着く。
薄くて軽いのに驚く。
大きさに比しこの軽さはなんなのだ。
画像は鮮明である。しかし画像の鮮明さと本体の軽さのギヤップ。
鮮明であればあるほど何か現実感覚が狂ってくる。
これまでの小さな画面、厚味のある受像機。
どこか画像機械といえる道具としての脇役性。
これが大きな顔をした主役のようになる。
こいつに食われたらやばいなあと思う。
鮮明で、その実不透明な時代の象徴のようだ。
前の機種が小さくて、今度の受像機が特別大きい訳でもないのだが
もう部屋の主のようである。
取り付けが終わり出勤するとまもなく十勝のKさんたち3人が来廊。
昨日川俣正のレクチャー、シンポジュムに出席したという。
今日のワークショップは出席せずこれから十勝へ帰るという。
それから市役所文化課のK氏、Yくん、Aさんが見え、川俣帰りの人が
多く切れ目なく来る。

夕方川俣さん一行が車で到着。
久し振りと、再会の握手を交わした。
いいね、と展示を見て喜んでくれ、早速梯子を登り2階吹き抜けに上った。
この辺りは、テトラ時代の川俣正・漂泊の大工的身の軽さは変わらない。
それから奥の談話室で小1時間話が弾む。
テンポラリー通信は大体読んでいるよ、と言われちょっと嬉しく、恥ずかしい。
その所為か会っていなかった空白は少しも感じられない。
「札幌・緑の運河エルムゾーンを守る会」の話もすぐ反応してくれ、
署名してくれる。
話はその他多岐に渡った。
2日間続いた美術館でのレクチャー他の仕事の打ち上げ宴会が
この後あるというので、外へ出て見送った。
終始ご機嫌な表情の川俣さんは、美術館に行く途中エルムゾーンを
回ってみるという。
夜の白い雪を被った高い梢を見て欲しい。
葉が繁っている時とはまた違う幹と梢の林立が、直線の道路を跨ぐように
ある様子を夜の薄明の中で感じて欲しい。
そして車に乗り込む川俣さんに、ここも私のテトラハウスですよと声をかける
と照れたような声で、
いやあ~、まあ~まあと応える顔が誠に嬉しそうだった。

遠い時間は螺旋し、今という時を巻いていたなあ。

*川俣正アーカイブス「テトラハウス326」展ー1月21日(火)-30日(火)
 am11時ーpm7時。
*高臣大介ガラス展「雪調(ゆきしらべ)」-2月1日(火)-6日(日)

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2011-01-24 14:29 | Comments(0)


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