テンポラリー通信

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2010年 10月 28日

雪のち晴れーNovember step(2)

疲れが出たのか、寒さの所為か、体が固くなっていて、朝重い物を持って
急にくしゃみをしたら、腰がギクリ。
まあいいか、と今年初めてバーバーリーを着てリュックを背負って
出かける。
テンポラリーに着き、先週までの展示の後片付けを点検し、
佐佐木方斎展の看板文字を書く。
吹き抜け回廊部分にカンテラ点灯に使用した蜜蝋蝋燭の融けた蝋が
床に垂れて残っていた。
滑ると危ないので、融けて固まった蝋を削ぎ落とす。
屈むと、腰が引きつる。
まあいいか、と仕事を終えパソコンを開き点検。
ドイツへ帰った谷口顕一郎さんが、帰国後まとめてブログを書いていた。
ケンとアヤの50日間の滞在日記。5キロふたりとも太ったという。
ここを去る時はまだ昆テンポラリー展の最中だったが、みんなで見送った時
さり気ない顔をしていたケンだが、別れてから途中目から汗が出たという。
ほんと最後まで、よく目から汗の出るふたりの滞在だった。
北海道神宮前でのふたりの晴れ姿もブログには載っていて、少しおすまし
のケンと笑顔のアヤが凛々しい。
仕事の上でも、私生活の上でも、今回の滞在50日間は生涯忘れられない
日々となったと思う。
昆テンポラリー展を最後まで見る事は出来なかったが、展示準備中の
心合った共同作業は強く心に残り、忘れられないと記している。
展覧会だから、人に見せる為にするのは当然だが、展示に至る過程もまた
展覧会であるのだ。
現象ー実体ー本質の3段階理論の逆過程が、展覧会の前後のプロセス
にある。
多くの人が見てくれるという現象は、企画した当初の本質へと再度逆回転
してゆく。この往還に真の充実(実体)が潜んでいる。
今回のように多くの人が関わり、共通のテーマを保って展示する場合には
一層その事が重要である。
自分の個展、複数の人間によるテーマ展と続けて性格の異なる展覧会を
経験したケンちゃんの、公私共に充実した感想を読み、腰痛も消えていく
気がするのである。

まあ、錯覚ですけどね。
バーバリーに腰曲げて格好悪いのが現実です。
ジージリーにしょうかな。

*佐佐木方斎展「逆絵画」-11月2日(火)-14日(日)
 am11時ーpm7時。月曜定休。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2010-10-28 14:59 | Comments(0)


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