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テンポラリー通信

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2010年 07月 16日

木蔭ー森の記憶(7)

夏日。緑が濃い。
蝉と郭公の声が聞きたい。
どちらも最近この辺りでは聞く事がない。
増えたのはカラス。
大雨が集中的に続き、各地で被害が拡大とTVが伝える。
トラックが10台も流され、橋桁に引っかかっている映像。
深層崩れという底雪崩のような土石流もある。
メキシコ湾では今だ海底油田の流出は止まず、オバマ大統領は4回も
現地視察に訪れたという。
地球が親爺なら、いい加減人類の脛かじりも度が過ぎて、青筋立てて
怒り出したというところか。
雷親爺のちゃぶ台ひっくり返すような恕天気象。
被災地の困難を思えば、今日の暑さに文句は言えぬ。

追悼・大野一雄展、静かな毎日。
私の思いだけを、来る人に少しづつだが伝える。
三角展で知りあったMさんが昨日来て、話を聞いて分るという。
展示だけを見ても、そういう人がいたんだとしか思わなかったが、
より身近な心の闘いを秘めていた事が共感できるような気がするという。
映像を今度是非見たいと言った。
ヴィデオテープなので、常時流す訳にもいかない。
そろそろ劣化が進んでいる。
前々回展示の西牧浩一さんが来て、じっくりと見てくれる。

大野一雄が一本の巨木であるならば、その周りには有機的な世界が
広がる。別の樹も育つ。
そして、精神の森のようなものが広がる。
人間は時代という土壌に根を張り、心の梢を空に伸ばす。
その見えない森の存在を信じて、小さな縁(へり)のようなこの場所で
精一杯発信する。
そう思い今日も来た人に大野さんの話を続けるのだ。

*追悼・大野一雄展ー7月18日(日)まで。
 am11時ーpm7時。
*唐牛幸史展「REPUBLIC」-7月20日(火)~展示設営。
 8月3日(火)-15日(日)本展示。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2010-07-16 12:41 | Comments(0)


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