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テンポラリー通信

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2010年 05月 23日

足の痛みー青き繁みに(20)

左足の小指と薬指の腱が夜痛む。
たかだか小指と言うなかれ。
少し足を引きづる。
今朝になるとさらに痛みが増す。
最初は足が痺れたくらいにしか思っていなかったが、骨折かも知れない。
何時そのようになったのかは分らない。
手足の増幅に例えた都市化批判の所為かもしれない。
足の叛乱。小指の叛乱。
足男が足を痛めて、悪しからず。
あっしには関りあることでござんす。
馬鹿な駄洒落を飛ばしても、痛みはしつこく、意地悪である。

「交差線」4人展も今日で最終日。
昨日、今日と多くの人が来て、渦巻く。
作品を媒介して色んな話が飛び交い、初日のようなただのお喋りはない。
テンポラリーのアイドル、8歳の結音ちゃんがお父さんと一緒に来て、
シュークリームの差し入れ。
それからいつものように、会場を走り回る。
伊藤紗絵子さんの小さな羊を見つけ、羊の描かれた部分を全部数える。
40近くあるのを、丹念にすべて見つけ数える。
さらに一番気に入った絵をプレゼントされ、大ハシャギ。
お父さんにまだ展示中だからと注意され、ショボン。
1時間以上滞在し、帰った後2階の私の机を見ると、書置きがある。
コノエハ、マダテンジチュウナノデ、オイテイキマス。
オワッタラ、カナラズキテ、モッテイキマスノデ、アズカッテクダサイ。
と書かれていた。
前回来た時は、「空・地・指」の3人展で全作品に名前を付けていった。
この体全体を使った直接的批評は、時に百の文言に勝る。

子供がうろちょろする事をタブー視する向きも多いようだが、
それは偏見である。
子供の全身を使った批評は、大人が考えるほど乱暴ではない。
大人の分別こそが、実は批評以前のブンベツだったりするのだ。
批評以前の線引きをして、触ってはいけません。と規制している。
邪(よこしま)に触らない知性を、子供は持っている。
体全体でその知性を保っている。
ある意味で表現者の行為と同じ行為である。
小手先という言葉の正反対にそれはある。
都市の問題もそうだが、ひとつの都市を自然総体として、
身体として捉えなければ、ブンベツの陥穽に陥るだろう。
曰く、中央ー地方、都心ー場末。
小さな小指の痛みすら全身を支えている事に気付くのは、
その有機的な身体性の証しである。

*「交差線」4人展ー23日(日)まで。
*梅田マサノリ展「マニノ・アル・シツナイ」-5月25日(火)-30日(日)
*阿部守展ー6月1日(火)-13日(日)

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2010-05-23 14:15 | Comments(0)


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