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テンポラリー通信

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2006年 03月 20日

sichihukuさんと当別ー岸辺の表情(11)

当別駅前の歯の健康プラザで個展をしているsichihukuさんの絵を見に熊谷さん
の車で行った。途中平岸のかりん舎の坪井けいこさんの所へ寄り個人的なお願い
をした後熊谷さんの案内でロイズの工場やスウェーデンヒルズを廻った。丘陵地帯       でもあり石狩川の流域でもある当別が豊かなゆったりとした地域であることを体感
する。そういう所であるゆえゴルフ場がやたらと多いようだ。ビルとゴルフ場、どちら
も埋め立てそしてゴミ処理場なにか三点セットだなあ。スウェーデンヒルズもなにか
テーマパークみたいで<住>のリアリテイーが感じられない。ここの天地ともっと繋
がったものが見たい気がする。それは何処だ。午後も大分過ぎて個展会場に着く。
初対面の熊谷さんを作家のsichihukuさんこと佐藤久美子さんに紹介する。熊谷
さんは当別駅前の電気屋さんの生まれで店は今ないが同じ当別、お店の事はよ
く知っていてすぐふたりは打ち解けた。熊谷さんもブログを4月から立ち上げるので
またブログの師匠のsichihukuさんの弟子が増える。会場はギヤラリーとしては
雑多な感じだが作品はかえってその会場に馴染んで暖かくキラキラしていた。私に
はやはり店の引越しを描いてくれた絵が一番良かった。斜めに構図され、お祭りの
ように勢いがダイナミックでいい。もうひとつ一番初期のトイレに座っているちよっと
すねた自画像の絵がよかった。お茶を四杯くらいご馳走になり会場を出て熊谷さん
のご実家に寄る。弟さんのお嫁さん純子さんに歓待され夕食にジンギスカンをご馳
走になりすっかり寛いで吹雪のなか帰った。雪が真横から正面から吹きつけ当別
の野を熊谷さんの車は快走した。彼もなにかが吹っ切れている。それは車の運転
にも顕われていると感じた。及川恒平のCDを今日も持ち歩き、sichihukuさんの
会場でもかけてもらっていたがその出会いも大きいのだろう。人がなにかを通して
人と出会う。そのなにかが音楽だったり絵であったり人そのものであったりする。時
にそれが風景や自然のこともある。熊谷さんの実家の庭と人に今日は当別を見た
気がする。庭の桜の木と梢が雪明かりに浮かびその影とその内にいる人の暖かさ
がこの日の私の感じた当別だった。奔放な線と色彩のsichihukuさんの絵にもそ
れがあった。風景としては今日見つからなかったものが絵と家にはあった。人を通
してそれがあった。

by kakiten | 2006-03-20 13:02 | Comments(2)
Commented by sichihuku at 2006-03-20 21:09
昨日は当別までわざわざ来てくれて本当にありがとうございました。
こちらのブログコメント欄でも書いたことですが、テンポラリーでは無い場所に立っている中森さんを見たのは初めてだった。こんなに大きな人だったっけなんて考えて、でもテンポラリーをでたからこそなんだろうかとも、生意気にそんな事かんがえたりしてました。熊谷さんは初対面ながらどこか懐かしく心地の良い人でしたね。無駄な動きが無いから、物事の本質や目に見えないものを感じとる人なのかも。わたしもそんな見て感じたり、見えないものの底に触れるような精神を掘り下げるような段階にきたみたい。凝り固まらずに、しなやかに伸びていくような線であったり色であったり…。結果として見る人にとって深みを増す要素がもう一つ増えていく段階なんじゃないかな、と。
しばらくは荒削りのじゃじゃ馬(←これ、お父さんが言っていた事なんだけど)のようにギンギンギラギラやらせてくだい。
額装のアドバイス、ありがとう。でもまだ例えば真っ白に統一した額装は
やりたくないし出来ないのだと、心が言っています。引越しの絵、気に入ってもらえてよかった。あれは中森さんがいないとかけなかった絵だからね。
Commented by kakiten at 2006-03-21 17:48 x
別に背が急に伸びた訳ではないのですが・・。いや、まだ成長中で伸びたのかもね(笑)額装は白は違うでしょうね。なかの絵が色彩豊かで奔放で
すからそれを引き立てるあるいは引き締めるものがいいかなあと感じた
のです。でもsichihukuさんの好きなようにするのが一番です。熊谷さん
のこと素直に受け止めてくれありがとう、嬉しいです。ふたりともいい当別
人ですね。おふたりを通してなにか当別を感じました。じゃじゃ馬娘と貴公子(?)の当別でした。


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