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テンポラリー通信

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2009年 11月 08日

枯葉飛ぶーkind of blue(5)

枯葉が増え、カサッと音を立て舞う。
自転車がそれを巻き上げ疾走る。
曇天、暖かし。
十勝晴れの一昨日を思い出す。
空の円(まる)さ、大地の広大さ、日高連峰の雄大な骨太さ。
歩き回った千年の森の空気感。
そして唐牛さんとの車内の会話。
車という室内の濃い時間と十勝の自然。
そのふたつが交叉する横と縦軸の交点の旅であった。
あらためて今日、札幌ー石狩平野の空気を吸い、
自転車で疾走しながら思うのである。十勝との違いを。
石狩、十勝の再発見を、<ランド>として意識化すること。
相違を開かれたものとして、美しく開くこと。
そこを磁場として世界を見ること。
ブンベツの世界観を、開かれた界(さかい)として
界(さかい)の保水力を保つこと。
個の時間軸を過去と現在に分断することなく、
生き生きと今が形成されていたことを思うのだ。
自然もまたそのように在ったからである。

今日から鈴木悠哉展仕込が始る。
迷い、決めつつ展示が進む。
偶然か必然か、今回の主題は旅という。
朝来るとドローイングが、枯葉が舞うように壁に揺れていた。
福島県生れの20代後半。3日かけて展示が続く。
東北生れの彼に、石狩は都市札幌は、如何に定着され得るのか。
11日からの初日が楽しみである。

*鈴木悠哉展「トレモロ」-11月11日(水)-29日(日)am11時ーpm7時
 月曜定休・休廊。
*次回予告12月森本めぐみ展

 テンポラリースペ-ス札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2009-11-08 12:43 | Comments(0)


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