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テンポラリー通信

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2009年 10月 17日

時に佇み・・-’Round midnight(16)

なんとか原稿仕上げて送信。気が抜けた。
なんと言われるか、まだ返事は無い。
重たいテーマを、ヤクザな根性で思い込み多く書いた気もする。
まあ、いつもの事である。
この2,30年の総括とも思える。
2カ月に一度の通院。血圧高め。薬を貰う。
腎臓に気をつけるようにと忠告される。
山に行きたい。汗を沢山かきたい。
紅葉の中を疾走り抜けたい。
私はグループ向きの登山ではない。
ひとりで走る、
いつだったか、登山好きの人に怒られた。
先頭、しんがりは、真ん中の人たちのペースを考える。
あなたみたいに、どんどん韋駄天走りをしては統率がとれない。
登山家失格ですと、その人の顔は語っていた。
大きな深い山で何日も登高する山ではなかったが、原則はその通りなのだ。
それからひとりで山に行くことが多い。
多くても2,3人。
山とだけ関係を保ちたかった。人間関係という社会性は抜きたかった。
それがないから、山だ。
登山道以外を好んで歩いた。新鮮な目と皮膚と耳の発見があった。
心身が山の懐に洗われ、活きかえる。
山は全身の新陳代謝である。
時に佇み、天地に広がる緑、紅葉の中に横たわる。
持参した紅玉と同じ色の森の斜面に腰掛けて、風と葉音を聞いていた。
緑の時は、むせ返るような若葉青葉の匂いに染まって呼吸した。
夏の沢歩きの爽快な汗と水。
冬の真っ白な雪と空の青の世界。
そして木の幹と枝の、命の黒い曲線。
いつも山は私の命を再生してくれる。
プロの登山家には笑われるのかも知れない。
死と向き合う厳しい登山を、君は知らないと。
私はその意味では登山家ではない。きっと遊山家なのだと思う。
私はそういう山でいい。

by kakiten | 2009-10-17 12:55 | Comments(0)


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