唐牛幸史さんから、作品ファイルが届く。
’89年頃からの20年分である。ほとんどが未見だ。
いっぺんに彼の来し方が、塊(かたまり)となって現在にある。
札幌ー金沢ー京都ーメキシコ。恋人ー子供ー家族。
めくるめく時間が、作品とともに一度にくる。
そして、何よりも今がある。
刻々の積み重ねが時間の大河となって、どっと流れている。
ただただ、眺めていた。
スケールの大きな作品群である。
そして、私の知る唐牛さんのナイーブな触感、手が見える。
大きく動き、大きく傷ついたんだろうなあと思う。
いい時に再会した。
唐牛さんが訪ねてくれた時のブログを読んだ東京のM氏が、興奮して
あちこちに引用して転送している。
彼もまた唐牛さんに川俣正のテトラ326以来会っていないのだ。
その時間の長さと、今の時間の濃い短さがM氏を感動させている。
他に送るメールを慌てて私にも転送し、その事がかえって生(なま)にその心を
伝えてくれた。
「ハミガキブログ」を読めと書いてある。
これはたまに私のブログを開くと、どかっと量があってヘキヘキしたというので
私が、毎日歯を磨くように書いていると答えた事を揶揄したものである。
日記ですから、毎日歯を磨くように書きます。
それを纏めて一ヶ月歯を磨けと言われても困りますよ。
そんなやりとりから、M氏はハミガキブログと名付けたのだ。
唐牛さんの20年分の作品集も、今一度に見ている訳だが、そこには感動がある。
Mさん、日常の一刻一刻の積み重ねの土の中から、現在という花の時間の咲く
のです。ハミガキブログも勘弁して下さい。
朝自転車を飛ばしながら、鼻歌を歌っていて、ふっと気付くと、
ハミガキ~ブロック、イエ~イエー!と口ずさんでいた。
ハミガキブロック、イエ~!
*中嶋幸治展「エンヴェロープの風の鱗」-6月23日(火)-7月5日(日)
am11時ーpm7時:月曜定休・休廊
*及川恒平フォークライブ「TASOGARE」-6月28日(日)午後6時半~
入場料3000円:予約2500円
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
tel/fax011-737-5503