ニューヨークにいる美術家中岡りえさんから連絡。
川俣展の情報をマイブログに掲載するとのこと。
中岡さんとは同世代のこともあろうが、それだけでは無論ない。
中岡さんは、それを現在美術の人という。
(私は、同じ時間、同じ時代を生き、現代美術を製作している人をこう呼んで
ます。)
中岡さんの共感性を語る言葉である。
群馬・渋川のコンセプトスペース福田篤夫さんからも応答ある。
スイスの作家展示案内である。
優れて美術家にして、企画者である福田さんの世界を股にかけたギヤラリー
活動は素晴らしい。群馬の小都市で時に大都市東京を凌(しの)ぐからだ。
東京の正木基さんは、今パリにいる川俣さんに連絡しておくと言った。
今年川俣さんは、正木さんの企画もあり、日本に帰国するという。
また新たな出会いを重ねつつ、今を表現する仕事を共にしたいと思う。
家でごろごろしていても腰痛にはよくないので、リュックを背負い歩き回る。
背筋が伸びて歩くと、痛みが軽減した。
定休日の今日は、自転車で走る。歩く方がいい気がした。
自転車は少し前屈みになるからだ。腰も固定気味である。
やはり歩く方が全身を使う。
風が出ている。陽射しは5月の光。
<人には「歴史型」と地理型」がある。歴史型は一ヶ所に定住して、反復と積み重
ねの中で生を検証し、地理型は拠点を抱えながら出会いの度数をふやしてゆく
ことによって生を検証してゆくのであった。>-旅の詩集ー寺山修司
寺山修司のこの言葉が妙に新鮮に感じられる。
さっぽろにこだわり、いしかりにこだわり、自分は歴史型のように見られがちだが、
寺山のこの言葉を読み、納得した気がした。
地理型で旅人系という確認のような気がしたからだ。
<拠点を抱えながら出会いの度数をふやしてゆく>
その事に共感するからである。
その<拠点>のひとつが、川俣正の「テトラハウス326」にあることを今確認
しつつあるのだ。
常に現在進行形の現実に対し、別ベクトルの進行形の存在する事を、この事は
複眼的に教えてくれる。
明日からの展示に備え、あまりパソコンの前で腰を固定したくない。
定休日の今日はこの辺でブログを止め、またふらりふらりと外を徘徊する。
*川俣正アーカイブ「テトラハウス326」記録展ー5月12日(火)-24日(日)
am11時ーpm7時:月曜定休・休廊
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
tel/fax011-737-5503