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テンポラリー通信

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2008年 08月 02日

風の日ー夏の年(sak-pa)(54)

風雨強い日。昨日は閉廊時間近く、道新のYさんや多くの人が来て、仕事を終え
た久野さんも遅れて来て、早く帰りそびれた。朝、布団を干してきたので気になっ
ていた。午後3時を過ぎたらもう湿るだけよと、Oさんに言われていたから、尚の
事気になる。雨は何とか降らず、もちそうなのでずるずると話しこんでいる間にビ
ールを飲んで、もう居直ってしまった。それから、久野さん、Tさんといつもの焼き
鳥屋に出かけた。楽しく話が重なり、ちよっと迷うが帰りは自転車で少しふらつき
ながらも無事帰る。敷き布団はやはり湿っていた。寝るとひんやりする。毛布は
なんとか暖かく、夜中に毛布を敷いて寝る。そんな事をしていた所為か、寝坊す
る。寝坊に居直って朝風呂に入る。体が冷えているからとか勝手な理由付けを
する。久野さんは、会社が土曜日休みで早く来る、と聞いていたからズルした。
ヴェランダの戸を開けっ放しにしていたら、風がすごく新聞が飛ぶ。灰皿も灰が
飛ぶ。もうわやや。
生温い風の中、傘も飛ばされそうになりながら、お昼過ぎ出勤。もう沢山の人が
見えていて、ちょっと照れくさい思いで中に入る。なんとかかんとかと人を紹介さ
れるが、挨拶もそこそこに無事2階の事務所に落ち着く。若い詩人のKさんが、
明日出来上がったばかりの個人誌を持ってくるという。ここにも置いてほしいと
いう事だ。了解の返事をメールする。後藤和子さんより、ミクシイで連載中のお花
の植物日誌が送られてくる。後藤さんのお庭の高山植物の日々の記録である。
プリントされて手にとって見れるのが嬉しい。写真と文が素敵である。
石山の増田幸子さんが、明治に日本に来た植物学者トーマス・W・ブラキストン
の蝦夷地日記をコピーして持って来てくれる。自宅で採れた黒すぐりの手造りジ
ャムも一緒に戴く。ブラキストンの日記は未見だったので嬉しい。その一部は、
「えぞ地の旅」(北海道ライブラリー22)として、昭和60年に出版されている。
これとは重なるようで少し違うようだ。
久野志乃展も、あと1日。種々の出会いの中で、次なるステップが見えてきた。
小林麻美さん、狩野悠佳子さん、久野志乃さんの3人をひとつのコンセプトで
結ぶ企画があっても良いと思う。Tさんのキューレートに期待する。

*久野志乃展「物語の終わりに、」-8月3日(日)まで。am11時ーpm7時
*及川恒平ソロコンサート「resongs vol・8」-8月5日(火)午後6時半~
 入場料3000円・予約2500円
*アキタヒデキ展「点と点と展」-8月9日(土)-17日(日)
*森万喜子展ー8月22日(金)-31日(日)

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8北大斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2008-08-02 15:51 | Comments(0)


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