テンポラリー通信

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2008年 05月 30日

渦巻き皺寄る日ー5月の共和国(28)

大木裕之さんが来てから、時間が濃く、騒然としてくる。
事実の方が先を行き、溜める時間が追いつかない。昨日は屋外で北大のカラス
が騒ぎ、浅草出身のT君が来たり、大阪・堺のA君が来たり、陶芸の河合さんが
鯉江良二来札の話をしに来たり、佐佐木方斎さんがひょっこり来たりと時間が濃
く渦巻く。方斎さんは、一昨夜大木さんの方から、このブログを読んで会いたいと
話していたのでどんぴたりの登場である。大木さんに電話するも出ず、岡和田
さんの話では、旭川か岩見沢に行くと言っていたというので残念と思った。
岡和田さんの完成作品を見たいという天然のMさんも再び来る。
そこへ、マネージャーの藤田さんと一緒に大木さん登場。さすが、いいタイミング
だ。そのうちに、G美術館のIさんも見えて、今日はスッピンよなどと言っている。
へ~えと思う。今まで見たうちで一番可愛らしく見えた。
方斎さんと大木さんの出会いが、明日は方斎宅へ行くことに発展する。
数学科出身の画家と物理学出身の映画監督は、どこか理数系の共通項をもつ
表現者である。<カフエカルチヤー>などと今更に言い出している事を、20年近
くまえにひとり実践していた方斎さんの根城を是非見て欲しく思うのだ。
ギヤラリーTとカフエアインである。今は作品収蔵庫のようになり、カフエもただの
空きスペースである。しかしそこには、’90年代のつわものの志の香りが今もある
。「サッポロ・アート」などというふやけたコンセプトが持ちようのない、夢の痕がある
。そういえば、朝来た浅草出身のT君に、「アサクサ・アート」ってネーミングあった
らどう?と聞いたら、即座に気持ち悪いと答えた。これで企画という安直さは、グン
マアート、イバラキ・アートとどんどん気持ち悪くなる。カタカナ信仰の安直さは、国
際都市サッポロと変わらない。ここでも個としての地方、さっぽろが消去されている
。土の見えない土産品ー「白い恋人」的なイメージだけの外向き商品としてアート
がある。サッポロ・スウィートそして、サッポロ・アート。古典的にサッポロビールが
いいね。

*岡和田直人展「好日」-30日(金)午後7時まで。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8北大斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2008-05-30 13:30 | Comments(0)


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