テンポラリー通信

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2007年 02月 04日

吹雪く朝ー函となって溢れる(50)

昨夜は雨だったが今朝は吹雪く。雪掻きの雪が重い。下が濡れている為だ。三十
分ほどかかる。終って珈琲を入れていると”ウオ~ッス!”と声がして大介さんが
来た。明るい空気が流れる。今日も元気いっぱいだ。なにか会場にくる事がうれし
そうだなあ。早速いない間の商品のチェックとガラス磨きそして今はさらに歩道の
雪掻きをしている。隣のテーラーさん側も雪跳ねしている。朝ちらっと所用で出か
ける時に挨拶して帰ってきてから自慢の除雪機で処理するからこちらに寄せて
置いてと伝言していったのだ。洞爺はそんなに雪が降っていなくてこちらに来て
吃驚したと大介さんが言う。彼の今日のブログを見るとほんとに洞爺湖が晴れて
美しい。朝のバスの札幌へ向かう写真は雪で霞んでいる。雪男、嵐を呼ぶ男だ
なあと言うと笑っていた。彼のいなかったこの一週間は雨と晴れで雪があまり降
らなかった。個展の始る前もそうだった。始るとその日から雪が降った。氷柱も
出来た。いない時は氷柱も消えた。冬に燃える男高臣大介。そう云えば我々が
出会ったのも冬だった。千葉から洞爺に移住して初めての冬。スタッフもいなく
なり改めて冬に挑戦する気持ちで二、三週間で何百個か一気に吹いてガラスを
創り前のスペースで雪とガラスをテーマに展覧会をした。これが好評で現在の
基本になっている。だから冬と我々は切っても切れない関係にある。今回も百近
い種類のガラスを持参し会場に展示して総量はその何倍もの数の作品を持って
来ているのだ。気合である。従って彼と彼の作品がこの会場にある時空間は燃
えている。彼もまた燃える街角の優れた住民なのだ。今朝もだから本人が来て
空間はキラキラと雪とともに光っている。雪の光に似合う男だ。明るい雪。午前
の雪と光が似合うな。夜は酒が似合うな。ヒロシの暗さと彼の明るさ。その声の
デユエットはお互いが光る。今夜は最終日。ふたりの声が響きそうな予感がする。
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by kakiten | 2007-02-04 12:29 | Comments(0)


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