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2017年 07月 29日

「脈」ライブー緑陰(6)

昨夜音楽だけの「脈」ライブが行われた。
有山睦氏がキューレートしたトリオナオサズ。
ドラム・有山睦、トランペット・寺久保怜矢、
ベース・高橋里沙の3人。
寺久保君はまだ高校一年生、高橋さんは大学一年生
と若い演奏者である。
リハーサルで初めて音を聞いたが、新鮮で爽やかな
いい音を出していた。
寺久保君はヤマハ教室で旧友のジャズトランペット
奏者Iの教え子と聞き、その奏法になんとなく似た
ものを感じて親近感をもった。
リハーサルの後は私は通院で留守したが、ライブは
好評だったという。
他に酒井博史さんの弾き語り、やはり若い歌い手の
ヨシダレオさんが歌った。
今回は有山睦さんが若手演奏者を担ぎ出し、酒井さ
んが若手歌い手を担ぎ出す、という「人<脈>」
ライブだったと思う。
チQ君のライブドローイング、岡田綾子・鼓代弥生
さんのライブペインテイング、と参加者それぞれが
展示と同時にライブを試みた訳だ。
藤川弘毅さんは残念ながら入院中で顔を出せない。
今回の5人展は様々な綻びをみせつつも、今から将来
への個々の視座を浮き上がらせた事で深い意味を保つ
と、感じている。
チQ君は生きる方位の原点、8年前の作品を見詰め、
新たに描き出した。
酒井さんは活字職人として「掌(てのひら)」を文字
通り篆刻で「掌」と彫り、6年前の野上裕之との合作
彫刻両手の往・還と共に並べ、今を見詰めた。
藤川さんは自らの病を社会的な目線で廃材と共に見詰
め凝視した。
岡田さん、鼓代さんは成熟した女性の目線で、開かれ
た感性の跳躍表象を1,2階に跳ばしたと思う。

5人にとって「脈」とは何か。
それはまだ不明だけれど、それぞれの動脈・静脈とも
とれるし、若い才能と繋がる人脈もあり、己自信の生
きる脈動の検証もあり、それぞれのライブを通して浮
きがる課題は脈絡無いまま過去と未来に横たわってい
ると感じる。
あと一日。
5人それぞれのパルス(脈拍)だけは、間違いなく
聞こえた一週間だった。

*5人展「脈」ー7月30日(日)まで。
 am11時ーpm6時

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503

通して
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by kakiten | 2017-07-29 16:59 | Comments(0)


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