テンポラリー通信

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2017年 05月 16日

リラ冷えな日ー暗渠(24)

寒気戻る中、吉増剛造展第二週に入る。
鈴木余位さんの映像、吉増さん自身のGOZOCINE
村上さんの薄いヴェールの丘、もうすっかりこの空間に
息付いている。
声が、音が、映像に映された吉増さんの怪物君の草稿が、
廊内に住み込み、光に空気に揺らいでいる。

 薄いヴェールの丘にたち、静かに"病い”を待っている

             (「花火の家の入口で」)

大友良英とのピットインでの競演で朗読される吉増さんの
詩の一節が何故か心に沁みる。
鈴木余位さんの大画面中央と砂丘中央に投影された砂粒が
揺れる小さなモニター画像が心臓の鼓動のように揺れて
空間に目の鼓動のような動きを与えている。
リラ冷えの静かな、ひと刻。

*吉増剛造展「火ノ刺繍乃ル=道」展ー5月28日まで。
 am11時ーpm7時:月曜定休。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2017-05-16 15:45 | Comments(0)


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