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2017年 05月 10日

吉増剛造展初日ー暗渠(20)

鈴木余位さんの見事な映像処理・構成と、村上仁美さん
の3ヵ所の場から採集した土の山造形が、何とも言えぬ
空間を現出している。
映像は昨年暮れの新宿ピットインでの大友良英との
コラボレーション、さらに入口に展示してある怪物君
制作過程映像が流れ、そして石狩・来札の川辺で採集し
た砂石の微粒子映像が、正面中央に設置された釧路パシ
クル湿原の石、大野一雄の踊った来札の浜の砂土、自宅
札幌北ノ沢の庭土で構成された丘頂上にその上部から投
影されている。
この映像は北壁いっぱいの吉増ー大友の大画面中央に
小さくモニター画面に流れ、さらに砂のような細かい
土の山にも流れている。
快晴の昨日は朝・昼・晩陽射しの方向、日没後の照明
と時々刻々表情を変え見飽きない。
夕方東京から吉増さん本人が現れ。大いに感動していた。
そして今年3月職を辞し独立した村上さんの為に大きな
和紙を広げ「花人」と揮毫し祝ってくれる。
きっと生涯の生きる旗印となるだろう。
夜今まで関わった多くの友人たち、さらに今回大友良英
氏が統括する札幌国際芸術祭の吉増展関係者等が集まり
遅くまで歓談が続いた。

*吉増剛造展「火ノ刺繍乃ルー=道」展ー5月28日まで。
 月曜定休・am11時-pm7時。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2017-05-10 13:43 | Comments(0)


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