2017年 03月 15日

春めいて・・・-湿地帯(22)

青空が続いて雪融けが進んでいる。
ニューヨークを始め季節外れの大雪の処もあるという。
でも大きくは間違いなく春へと季節は進む。

岩手の菅沼ロクさんの便り。
萬鉄五郎美術館で吉増剛造さんに会ったという。
写真が添付されていた。
写真私に送って、と伝言し風のように去っていった
とロクさんが書いている。
今年春・秋の展示予定の巨匠ふたり。
なにかほのぼのとするふたり出会いの便りだ。

時と場所を超えて人と人が繋がる。
春のこれから咲く花、和らぐ樹、草もまた、冬を
越えて繋がる徴(しるし)なのだろう。
♪この道は~、と、ぽっと、ホッと時の花が咲く
ような時間が良い。
ゆっくりだが確かな開かれる時間が良い。
伏流水のような見えない時間も含めてその時が良い。
封印ではなく、蕾の固い抱擁。
ある光とともに開く。
それは、封印の為の封印ではない。
閉じつつも開く為にある時。
そんな美しい季節がまたやって来る。

人間は封印に多くの時間を掛け知恵と技術を使い
もするが、自然が静かにゆっくり唄っている事も
知っている。

 この道はいつか来た道
 ああ、そうだよ
 あかしやの花が咲いてる

*八木保次・伸子展「春の色」ー4月予定
*吉増剛造展「火ノ刺繍乃道(ルー)」ー5月初旬~

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2017-03-15 15:08 | Comments(0)


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