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2017年 03月 13日

小さな森の時間ー湿地帯(21)

帰国中の谷口顕一郎、翌日東京へ出張の高臣大介、
仕事休みの中嶋幸治、そして山田航さんと4人が
揃い居酒屋楽屋に集合した。
時に弄(いじ)られながら、良い時間だった。
それぞれが私と最初に会った時の印象などを酒の
つまみに、話しが始まる。
赤面するようで同時に最初に会った相手の印象も
想い出していた。
変わらぬ場所が保つ時空間が加わり、束の間の5
人の会話がキラキラと流れていた。
先日の岡部、中川氏に続く同じ楽屋での会話。
3世代の新旧友人達との交流は深い勇気を与えて
くれる。
居酒屋は小さな森のようだった。
人間はそうした森を保つべきだ。
心と場所に変わらぬ時空を。
帰宅して巨大カプセルで覆うチェルノブイリの原発
事故地の記録TVを見た。
そして次に放映された森の熊の親子のTV画像を見
ながら、大きな変化と小さな変化そして変わらぬ時空
の調和を思った。
操作された環境と操作されない自然。
時空間の恐ろしい差異を思う。
人間の最新の科学技術・知恵で造った放射能遮蔽カプ
セルは僅か百年余で風化するという、
放射能汚染源はその先何万年も消去しない。
熊の親子の成長を取り巻く森の変化の自然さには、変わ
らぬ生命と環境自然の調和がある。

小さな小さな街の地下の居酒屋にも人間の創った小さな
森があった。
そしてかってその森は、故里という森・山・野・海だっ
た気がする。

円山北町のりっちゃん、イサカさんの居酒屋  
ありがとう・・・。

*吉増剛造展「火ノ刺繍乃道(ルー)」ー5月初旬~予定。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503




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by kakiten | 2017-03-13 14:58 | Comments(0)


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