2016年 12月 15日

年末・年始へー茨(イバラ)・戸(ト)(21)

なんとガラス作家高臣大介と美術家森本めぐみが同じ誕生日
と今日初めて知った。
そういえば熱く奔放な表現力は似ているかも知れない。
今年年末から翌年年始にかけて展示される森本めぐみ展。
出産5ヵ月後の福井県鯖江市からの里帰り初展示である。
タイトルは「百年の予定」
「野傍の泉池」ガラス千本を目指す高臣大介の壮大な
ライフワークとどこか共通する眼差しである。
出産・育児の日常から、百年先の未来を見詰める。
見えない泉の一滴の滴から、怒濤の大河を創造する。
そんなふたりの熱い想いが伝わってくる気がする。

吉増さんの臓器の海のような修羅場の作品といい、
森本、高臣さんの個々の生活に根差した美しい修羅場
が、この場でまた掛け替えのない時空を生む。
ギャラリーとは、そうした戦場の美学の屹立する場なの
かも知れない。

作家達の返り血を浴びて獅子奮迅。
私もまた、自分の戦場で戦い続ける。
そんな年末・年始だなあ、・・・。

そして私の勘違いによる訂正。
「石狩河口/坐ル ふたたび」展は、2011年12月
開催だった。
3・11の前と思い込んだのは、吉増さん訪問の2010
年12月<里帰り展示>という発言を記憶していたからだ。
予兆としては間違いなく3・11の4ヵ月前に個展予告は
あったのだけれど、実際には翌年末に第一回展が開かれ余位
さんの訪問も実現したのである。
森本めぐみさんの里帰り展にも刺激され、吉増発言を確認する
中で確認した次第である。
竹橋の美術館誌「現代の眼」にも誤って記載してしまった。
思い込みとは恐ろしい。
この時のDMも何故か年数記載が省かれて、会期が日数だけの
記載となっていた事も思い込みに拍車をかけたようだ。
しかし間違いもなく、詩人は予感するように3・11前に
「石狩河口/坐ル ふたたび」を予告していたのだ。

*川俣正TETRAーHOUSE326展ー12月26日まで。
*森本めぐみ展「百年の予定」ー12月30日ー1月3日:2日定休。
 am11時ーpm5時。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2016-12-15 12:46 | Comments(2)
Commented by yama3-blog at 2016-12-18 20:29
何とかTemporary-Photoと繋がることが出来、訂正出来ました。森本さんのも大丈夫かと思います!
Commented by kakiten at 2016-12-19 15:01
yama3さま>よろしくお願い致します。
ご苦労懸けます。


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