寄り添うように、心集まっている。
高臣大介さんの「野傍の泉池」、初めての縦列展示。
一本ずつ配列に心使い,作品名は「LIFE GOES
ON」。
チQさんも今までにない立体的な展示構成だ。
1,2ヵ月前初めて村岸宏昭の追悼本を読み参加した
鼓代弥生さんも蔦の茂る影が美しい南窓の上部に2点。
木板に彫られ描かれた色彩が美しい調和を見せている。
それぞれが生きている今を感じさせる珠のような作品
たちだ。
野上裕之(尾道)彫刻、佐々木恒雄(網走)絵画、
チQ(札幌)絵画インスタレーション、森美千代(札幌)
写真3点、久野志乃(札幌)絵画、高臣大介(洞爺)
ガラスインスタレーション、八木保次・伸子(故人)油彩
2点、酒井博史(札幌)木彫り篆刻「水」
2階回廊・佐佐木方齋(札幌)版画「格子群」6点。
大小に拘わらずそれぞれの作品が輝いている。
他を排除せず、共に呼吸している。
ムラギシを基調低音にして、窓から見える蔦たちも
一緒に参加しているかのようだ。
10年前は痩せた筋だけの蔓が少し在っただけ。
ムラギシよ、見ているか・・。
これが現在のこの場所の生の徴(しるし)・・・。
日曜日夕方に、今度は君の音の蔦の葉が茂る事だろう。
*「撓む指は羽根 ムラギシ10年」展ー8月14日まで。
am11時ーpm7時:水・金曜日は午後6時閉廊。
14日午後5時~ライブ:酒井博史(歌)・山田航(長歌絶叫)・
有山睦(ドラム)・古館賢治(ギター・歌)・多賀白(バイオリン)
入場料1000円。
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011-737-5503