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テンポラリー通信

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2015年 08月 04日

終わりの始まりー窓(16)

瀬川さん手作りの展示用の机のみが残されて空の空間。
窓の蔦の木漏れ日だけが作品の記憶を留めている。
掌の中で陽の光に翳して見た作品は、そういえば
木漏れ日のような光の掌・光の葉のようだった気もする。
作品たちが去って、場所はただの空間となる。
次の展示作品が空間に住むまで、場所はただの場所。
temporary-とりあえず・仮の・しばらくの
場所は作品が存在する事で、そこに共有するーcon
(共に)が顕れる。
そのcon(ともに)という果実を得る為場という土壌
が在る。
ささやかなcontemporary(同時代)への試み。

湿度・温度ともに高い日が続き、今日はバテ気味。
水分・食事・体重管理して、私の中の「明日のジョー」の
闘いは続くだろう。

*村上仁美・高臣大介展ー9月初旬予定。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2015-08-04 13:19 | Comments(0)


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