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テンポラリー通信

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2015年 03月 07日

横浜・石田尚志展ー歩行(8)

東京の映像作家石田尚志さんから案内が来る。
「石田尚志 渦巻く光」-横浜美術館3・28-5・31
もう一つは府中市美術館「公開制作60 石田尚志」という
ライブペインテイングのパンフレットで、こちらは昨年行わ
れた資料である。

 4月後半には、吉増さんとのトークで怪物君を上映できればと
 思っております。・・・
 カタログには、大きくではありませんが、テンポラリーでの
 パフォーマンスの記録をちゃんと残せました。発表歴を見直し
 て、あらためて札幌での活動が自分にいかに大きなことだった
 かを確認しなおした次第です。

1990年代吉増剛造の詩「絵馬」を読んで感銘を受け、沖縄で
会い、そこから札幌を紹介され円山のテンポラリーで私と会い、
夕張ー石狩を訪れ個展を開いた。
それから今の場所も含めて3回の展示を重ねた。
そのどれもが深く印象に刻まれる個展だった。
最近では吉増さんの大草稿「怪物君」の映像、そして必ずの初日
参加と、展示以外でも熱い訪問が続いている。
彼の親友とも同士ともいえる鈴木余位さんもまた優れた映像作家
で、今はトルコに留学している。
余位さんと石田さんの共同で制作した吉増さんの草稿の映像は
今回のGOZOCINEに大きな刺激を与えた傑作である。
吉増ー石田ー鈴木と繋がる作品を通した友情は、さらなる作品の
連鎖を生んでそれぞれが新たな地平を切り開いている。
鈴木余位さんも4月には1年間の海外留学を終え帰国する。
そして最初の個展は札幌でと伝言があった。
療養中でなかなか東京には行かれないけど、公的で大きな美術館
に負けない濃い展示をここ札幌でまた開ける事を自信と自負を保
って期待する。
また何時か石田さんとエルムゾーンを一緒に歩きたいなあ、と
思っている。
吉増さんが新たな作品を創り出したと同じように、石田さんの
中にも創造の閃きがきっと宿るだろう。
谷口顕一郎さんとのコラボレーシヨンもいつか実現してみたい。
そんな色んな思いが頭の中を去来する。

これはもう河野本道さん、後を追いかけるのはもう少し先になるよ・・。
見守って下さい。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503 

by kakiten | 2015-03-07 12:50 | Comments(0)


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