最終日の朝、快晴。
少し遅れて着くと、もう先に大介が来ている。
彼女さんも一緒で流し場も部屋も綺麗になって暖かい。
なにか良いものだなあ。
冷えた部屋でなくて暖かい部屋が用意されているのは・・。
その後最初に来たお客さんが、ガラスの房の音を鳴らして
歓声を上げる。
子連れの夫婦で、小さなお子さんが早速音を鳴らし
吹き抜けを駆け上がって大喜びである。
子供は怖さと冒険が大好きなのだ。
作品と一体化して空間に溶け込んでいる。
一度楽しさを知るともう止まらない。
太陽の煌めく光がガラスに溜まり散って、幼児が声立てて
ガラスの澄んだ音が空間を音と光のメリーゴーランドにする。
朝から賑やかな足音・声・鳴り響くガラス音が廊内を満たして
高臣大介展最終日。
*高臣大介ガラス展「ひびきあう」-2月23日(日)まで。
am11時ーpm7時。
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
tel/fax011-737-5503