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2013年 12月 26日

悲喜交々ー神窓・師走(14)

なんという年末だろう。
嬉しい事も辛い事も重なり合って一散に師走。
楽しかったのは、先日のクリスマスイブの夕辺。
吉田氏がデコレーシヨンケーキを持参し、山田航さん
もケーキ持って来た事。
寂しい野郎が3人クリスマスケーキを囲んでいたのだった。
そこへドイツに帰国前夜の谷口顕一郎・彩子夫妻が来る。
そしてW大生で詩人の帰省中の文月悠光さんも見えて
一気に場は華やいだ。
文月さんの新詩集と谷口さんの作品図録の交換があったり
初めて会った人が多いにもかかわらず、話が自然と繋がって
楽しいクリスマスイブとなった。
野郎ふたりが持って来たケーキもあっという間に消えた。
男3人だけではとてもこのケーキ無くなる物ではない。

D新聞の記者氏が大きく夕刊に展覧会評を記載してくれる。
真摯な躍動感に満ちた展覧会評で気持ちの良い文章だった。
今年で3年続いた吉増剛造展のひとつの成果を記念するもの
である。
先の佐佐木方斎の7年ぶりの新作発表とともに、この場が
産土の産地として作家の新たな出発を刻んだ事は、忘れられ
ない記憶としてこの一年が記録されるだろう。
同時に今年前半の山田航歌集「さよなら バグチルドレン」展で、
各作家が一首選び自分の作品で展示した展覧会も、それぞれの作
家の転機ともなった忘れ難い展示だった。
その中のひとり佐々木恒雄さんが年明けて早々個展で勝負する。
網走で漁師をしながら絵を描いている俊才である。
来年もこの場が産土の場として、ここ発の独自な作品たちの旅立
つ場であって欲しいと願う。

生活上では変わらずに厳しい日々が続いている。
友人達の暖かな友情に瀬を押されてなんとか遣り繰り算段しつつ
年が暮れてゆく。
まだまだ負けて入られない。

*吉増剛造展「怪物君」-1月5日まで。am11時ーpm7時。
 月曜・元旦休廊。
*佐々木恒雄展ー1月21日ー26日

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2013-12-26 13:06 | Comments(0)


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