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2013年 12月 13日

石田氏来郎ー神窓・師走(8)

昼映像作家石田尚志氏来廊。
昨晩鈴木余位さんとともに会場設定し、おふたりの映像を
初めて見たが感動する。
大画面と5台の小モニターに映し出された吉増さんの草稿
の数々は、圧倒的な迫力である。
これはきっと書き手の吉増さんの書き込む時の目の深度を
再現している。
否、それ以上にその宇宙を追体験させてくれる映像である。
時に近寄り、時に俯瞰し、時に流れる。
原稿用紙の罫線の桝目をはみ出し自在に書かれ、描かれた
文字・絵画のような描線が見事に躍動して飽きさせない。
この映像作品はきっとj海外で上映された時絶賛されるだろう。
日本語とか外国語とかいう範疇を超えた吉増ワールドが開花
している。
あの大草稿の紙裏を貫くような視覚追体験を経験させてくれる
大変な映像である。

到着後早速石田さんと鈴木さんが会場全体造りに入る。
折りしも昨夜から雪が降り、外界は白一色の世界だ。
深々と空気は澄み、寒気が会場を包む。
しかし中は熱く揺れている。
吉増さんから電話が来る。
今羽田空港で、一便遅れるという。
雪の影響だろうか。
吉増さん本人に早く見てもらいたい、と電話で話す。
作家自身が一番感動する筈だ。

アーサー・グルミオのバッハ無伴奏バイオリンソナタを流し、
白く澄んだ音と光の中会場設営は進む。


*吉増剛造展「怪物君」-12月14日(土)-1月5日(日)
 am11時ーpm7時:月曜・元旦休廊。
*佐々木恒雄展ー1月14日ー19日。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り微視向き
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2013-12-13 14:01 | Comments(0)


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