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2013年 12月 12日

路上の亀裂探索ー神窓・師走(7)

ドイツ・ベルリンから帰国中の谷口顕一郎さんと一日旧琴似川
沿いの道を歩く。
彼の作品制作の素材となる路上の凹みを見つける為である。
久しぶりの札幌滞在中、ひとつでも作品製作のきっかけが生まれ
ればと思ったのだ。
いつも自転車で通う道で、路上の亀裂が気になっている場所があった。
界川・円山川が琴似川と合流し今は暗渠となっている環状線の歩道に
川の流れに沿うように亀裂が見える路面がある。
競馬場と卸売り市場に沿った道である。
視界の広がるその道は風が流れ遠くに西の山並みが望める開かれた
場所である。
秋にはよく蜻蛉が対で水場を求めて産卵をしている。
川はもう見えないのだけれど、風や水溜りがかっての川の記憶を蜻蛉
に想起させるのか、時に蜻蛉の対の群れをよく見かけるのだ。
自転車に乗って身体に響く道の亀裂が見えない川の流れと感じて、この
路上の亀裂が川が顕在化したものと感じていたのだ。
そこを谷口さんを案内して歩いた。
谷口さんと彩さんの歩行がある場所で止まり、撮影しだす。
ふたりとも気に入った場所が見つかったようである。
その場所を地図上でマーキングして、そこから酒井さんの活字工房
へ向かう。
途中レトロスペースの坂さんの処に寄り、館長の坂さんとしばし話
込む。
その後酒井さんの所に着き吉増展のフライヤーの印刷に立ち会う。
活版印刷の刷り上りに一喜一憂して、大変な手間がかかっていた。

谷口顕一郎・彩さんは今日一日明けて再び昨日の凹みをトレースに
昨日の場所へ向かう。
そして今朝早く鈴木余位さんが東京から画廊に到着。
吉増展の作業が始まる。
エルムゾーンを守る会のK氏が来て種々打ち合わせをする。
身辺が慌しく落ち着かない。


*吉増剛造展「怪物君」-12月14日(土)-1月5日(日)
 am11時ーpm7時:月曜・元旦休廊。
*佐々木恒雄展ー1月14日ー19日
*高臣大介ガラス個展ー1月21日ー26日

 テンポラリースペース札幌市北区北15条西5丁目1-8斜め通り西向き
 tel/fax011-737-5503
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by kakiten | 2013-12-12 14:44 | Comments(0)


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