定休日だが、顔を出す。
すでに床も塗り替えが終わり、焦茶色にすっきり。
額縁の焦茶と同色である。
この徹底性が、唐牛幸史さんらしい。
今朝ここを出たらしく、用心の為か元電源が切られていた。
しかしその為か、電話が繋がらない。
ここは光回線区域で、電話も光回線である。
一度電源をオフにした所為か、電話機がご機嫌を損ねて不通。
種々操作しやっと繋がりヤレヤレである。
電気モノは便利だが、一度ご機嫌を損ねると厄介である。
「札幌・緑の運河エルムゾーンを守る会」の草稿、加筆・訂正案
がメールで送られてくる。
こちらも急ピッチである。
唐牛さんが中央に立てる柱を持って来る。
3人がかりで柱を固定し、吹き抜け中央に立ち上げる。
これで展示の肝(きも)、大黒柱が立ち上がる。
これからいかなる彫刻が施されるのか。
唐牛さんが来る前、昨夜Cギヤラリーでの展示を終えた帯広の伽井丹弥
さん一行が帯広へ帰る前に立ち寄る。
昨夕の舞踏のパフォーマンスは残念ながら見れなかったが、
好評裡に終ったようである。
午後2階吹き抜けに一部焦茶色の床を張る作業が続く。
壁の補強と相まって新たな空間が創られる。
下から突き抜ける柱、その周りを回遊する床。
従来吹き抜けと周囲の分離があったが、これで立体化した上下が
無理なく有機的な空間となって繋がった。
唐牛幸史展のタイトル「REPUBLIC」は、そのままこの空間のReーpublic
でもあるようだ。
今夜から明日にかけて会場展示も大詰め、札幌・緑の運河問題も
含めて、内も外もフル回転である。
*唐牛幸史展「REPUBLIC」-7月27日(火)-8月15日(日)
am11時ーpm7時:月曜定休・休廊。
テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
tel/fax011-737-5503