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テンポラリー通信

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2010年 07月 26日

いよいよ大詰めー森の記憶(16)

定休日だが、顔を出す。
すでに床も塗り替えが終わり、焦茶色にすっきり。
額縁の焦茶と同色である。
この徹底性が、唐牛幸史さんらしい。
今朝ここを出たらしく、用心の為か元電源が切られていた。
しかしその為か、電話が繋がらない。
ここは光回線区域で、電話も光回線である。
一度電源をオフにした所為か、電話機がご機嫌を損ねて不通。
種々操作しやっと繋がりヤレヤレである。
電気モノは便利だが、一度ご機嫌を損ねると厄介である。
「札幌・緑の運河エルムゾーンを守る会」の草稿、加筆・訂正案
がメールで送られてくる。
こちらも急ピッチである。
唐牛さんが中央に立てる柱を持って来る。
3人がかりで柱を固定し、吹き抜け中央に立ち上げる。
これで展示の肝(きも)、大黒柱が立ち上がる。
これからいかなる彫刻が施されるのか。
唐牛さんが来る前、昨夜Cギヤラリーでの展示を終えた帯広の伽井丹弥
さん一行が帯広へ帰る前に立ち寄る。
昨夕の舞踏のパフォーマンスは残念ながら見れなかったが、
好評裡に終ったようである。

午後2階吹き抜けに一部焦茶色の床を張る作業が続く。
壁の補強と相まって新たな空間が創られる。
下から突き抜ける柱、その周りを回遊する床。
従来吹き抜けと周囲の分離があったが、これで立体化した上下が
無理なく有機的な空間となって繋がった。
唐牛幸史展のタイトル「REPUBLIC」は、そのままこの空間のReーpublic
でもあるようだ。
今夜から明日にかけて会場展示も大詰め、札幌・緑の運河問題も
含めて、内も外もフル回転である。

*唐牛幸史展「REPUBLIC」-7月27日(火)-8月15日(日)
 am11時ーpm7時:月曜定休・休廊。

 テンポラリースペース札幌市北区北16条西5丁目1-8斜め通り西向
 tel/fax011-737-5503

by kakiten | 2010-07-26 13:21 | Comments(0)


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